中学受験パパ 活動記録

中学生受験に臨む子供をサポートする父親の記録です。 https://emondai.org/

子供とペアプログラミング気分で勉強する

最近、子供に勉強を教えていて、既視感があって、なんなんだろうと思っていたら「ペアプログラミング」とよく似ていることに気がつきました。

著者はソフトウエアの開発関係の仕事をしている関係で、たまにペアプログラミングというのを同僚とします。

ペアプログラミングはソフトウェア開発で一般的なプラクティスの一つです。ペアプログラミングでは二人で問題を解いてゆきます(プログラマなので大体プログラムを一緒に書いていくことになりますが)。

ペアプログラミングをすることで、知識やノウハウを効率的に移譲できることが知られています。

ペアプログラミングでは大体一方が問題を解き、もう一方はそれをみつつ、わからないときには質問するという流れです。

ある程度一方が作業したら、攻守交代です。つまり作業をみていた方が作業をし、実際に作業していた方が見る方になります。

このサイクルを一定時間ごとに繰り返すイメージです。

--

自分の家では以下の感じでやっています。

子供に新しいトピックをやってもらうとき、全く新しいトピックだったり難易度が高い問題のとき、完全に子供に任せてしまうとなかなか作業が進まず面白くありません。

面白くないと拒否反応が出てしまいますし、勉強は面白くないとなかなか長続きしません。

そこで少し引っ掛かっている問題を私が解きます。何度か類似問題を解いて、問題を解くフローが理解できてくると子供が「今度は私がやる!」と言ってくるので、「じゃあやってみて」という感じで攻守交代します。

作業者になった子供がそれでもうまく解けないときにはアドバイスを行い、それでもうまく解けないときにはもう2、3問私が追加で解いて問題を解くフローを追加で見てもらったりしてます。

攻守交代まで少々時間がかかったりしますが、ほとんどのケースでは数問、私が題数を解くとスムーズに攻守後退できてうまく知識の移譲ができているのを感じています。